ルナ・シャインさんからいただきました。どうもありがとうございますー!

喜緑さん、会長SS


・・・カリカリカリ 
会「ふぅ〜」
喜「会長、少し休まれたらいかがです?2時間以上も休みなしですよ。後は私がやりますから」
会「ありがとう喜緑くん。でももう少しで終わるから」
喜「会長ならそう言うと思っていました。本当に真面目なんですね」
ニコッ(笑顔)
会「な、なな何を言うんだね、別にそんなんじゃなくてだね。私はただ自分の職務をまっとうしてるだけさ」(赤面)
喜「そうですか。くすっくすっ」

・・・・・・ カリカリ・・・
会「う〜ん、やっと終わったか」
喜「ごくろうさまです。冷たい飲み物いれましたから、どうぞ♪」
コトッ
会「ありがとう。ではいただくとしよう」
ゴクッゴクッ
会「!?ブフォォオオ、ゴホッゴホッ」
喜「吐き出すなんて酷いです!せっかく会長のためにいれたのに」
会「ゴホッ、えっと喜緑くん?この飲み物は一体何かね?」
喜「はい、よく冷やしておいた発泡酒です♪」
会「何でそんなの用意しているんだね!?ダメだろう、そんなものいれては!」
喜「あっすいません会長、私とした事が。つい、うっかりしていました」
会「まぁ、分かってくれたのならいいんだ」
喜「発泡酒じゃなくて日本酒が良かったんですよね♪」
会「って!そっちじゃない!」
喜「えっ?もしかしてワインとか」
会「だから、未成年が酒を飲んではダメだろう!!」
喜「あ、そういえばそうでしたね」
会(そうでしたねって・・・)
喜「でも会長、一度くらいはお酒飲まれたことありますよね?」
会「何を言うのかね喜緑くん。生徒会長である私が、そんなの飲んだことあるはずがないよ」
喜「さすがです会長。私そういうことを守れない人、嫌いなんです」
会(・・・だったらなぜ飲ませようとしたのだろうか?)
喜「それより、仕事も終わりましたし帰りましょう」
会「そうだな、帰ろう・・・」 

・・・・・・

喜「あ、あの会長、お願いがあるんですが?」
会「何だね?」
喜「あの・・・手、手を握ってもいいですか?」
会「!?喜緑くん何を言い出すんだね!?」
喜「・・・やっぱりダメでしょうか。そうですよね、すいません会長。急に変な事を言ってしまって。今のは聞かなかった事に」
会「いっいや!待ちたまえ!・・・べっべ別にだね悪いと言ってるのではないんだ。少し驚いただけでね。
その、え〜と、喜緑くんさえいいのなら私は別に」
喜「本当ですか!?」
会「本当だとも」
きゅっ(手を握る音)
喜「会長の手あたたかいです。これからも手を握っていいですか?」
会「あぁ、かまわないよ」
喜「ふふっ嬉しいです♪」
会(少しだけ照れくさいが、喜緑くんも喜んでくれてるし、たまにはこうやって手を繋ぐのも悪くはないな)
喜「あれ?会長、顔が真っ赤ですよ。どういたしました?」
会「何を言うのかね、喜緑くん!私は赤くなんてなっていないよ!」
喜「そうですか。くすっくすっ♪」
会「何を笑ってるのかね」
喜「いえ、なんでもありません♪」

・・終

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