また頂いてしまいました、ボクっ娘喜緑さんSS。ありがとうございます!
シリアスから打って変わってギャグSS、"ボク"健在ですな…!
また勝手に改行しちゃってます、ご本人さま、何かあれば遠慮なく仰ってください!

ボクっ娘喜緑さんギャグSS

『イエス!二人はプリティ!』

喜「ねぇ朝倉さん」
朝「なんです、喜緑さん」
喜「私達、出番少なくありません?」
朝「たっ確かに・・・私にいたっては死んじゃうし」
喜「そこで、二人でヒロインになりませんか」
朝「はっはぁ〜?ヒロインですか?」
喜「そうです、“ボク”たち」
朝「ちょっと待って、喜緑さんの一人称ってさっきまで『私』じゃなかった?なんで急にボクっ娘?」
喜「二人の持て余してる力で悪者を倒すんです」
朝「無視された!」
喜「どうです?是非やりましょう。二人組のヒロインは人気でるんですよ」
朝「今は五人、そうじゃなくて。悪いけど一人でやって・・・『ガッチャ、ジャキッ』」
喜「すいません、聞こえなかったんです。もう一度言ってもらないでしょうか」
朝「やります!やらせて頂きます!だから頭に突きつけた『アンチ・マテリアル・ライフル』しまって下さい!狙撃銃だからそれ!」
喜「快く承諾してもらえて嬉しいです」
朝「脅迫じゃない」
喜「何か言いました?」
朝「言ってないからそれしまって!」

・・・・・・

朝「なんで学校なんです。悪者退治じゃなかったんですか」
喜「手っ取りばや・・・いえ、こういう所にこそ、悪者がいるものなんです」
朝(今、絶対手っ取り早いって 言った)
喜「あっ早速いました、悪者」
アホ「wawawa忘れ物〜」
朝「なんであれが悪者なんです?」
喜「アホだからです。アホは悪なんです」
朝「アホだからですか・・・」
喜「早速、始末します。朝倉さんはナイフ、ボクはライフル」
朝「ちょっと待って下さい。展開について行け『ドォォォンン!』あぁ!本当に撃った!」
喜「えぇ、ボク狙いは外しません」
朝「何て事したんですか!アホ口君、死んじゃいましたよ、あれ」
喜「大丈夫ですよ。ペイント弾ですから」
朝「・・・アホ口君、ものすごく真っ赤なんですけど」
喜「そういう色なんですよ」
朝(撃たれてでも断ればよかった)
喜「アホは救急車に任せましょう」
朝(私はあえて何もつっこまない。だってこの人怖いんだもん)
喜「次のターゲットは生徒会長です」
朝(ターゲットって言ってるし)
喜「私・・・いえ、ボク」
朝「やっぱり一人称『私』じゃないですか。なんでボクっ娘属性付け『ジャキッ』てぇ!」
『ドォォォンン!』
喜「おしい、はずしました。さすが朝倉さんです」
朝「今、一秒のためらいも無く私の事撃ったでしょ!」
喜「とにかく、『あれ』はボクが上に 立つのに邪魔な存在なんです。早々に排除します」
朝(最初に言ってた悪者退治の話は何処に・・・)

・・・・・・

喜「生徒会長さん♪」
会長「なんだ喜緑君じゃないか。何かな」
喜「貴方邪魔なんです♪」
会長「ん?ぐぉぉぉぉ!」ボガァァァァン!ベキベキッ
朝「あの、会長さん壁に刺さって動かなくなりましたけど」
喜「大丈夫です。『生きては』いますから。まぁほんの数ヶ月まともに歩けはしないでしょうけど」
朝「も・・・もう嫌!」
喜「朝倉さん何処へ行くんですか」
朝「もう嫌、私帰る!帰って今日の事、記憶から消すの!」
喜「朝倉さん、こんな言葉知ってますか?」
朝「どんな?」
喜「一蓮托生。最後まで付き合ってもらいますよ」
朝「いっいやぁぁあぁ」

・・・・・・

喜「さて次は誰にしましょう」
朝「もう好きにして下さい」
喜「あれは古泉一樹。確か敵対組織『機関』のメンバー」
朝「いえ、別に戦ってませんから私たち」
喜「よし、次はあれです。二人で倒しましょう」
朝「出来ればしたくありません」
喜「しょうがないですね。それならボクがいっきにやります」
朝「あまり物騒な事はしないで下さいね」
喜「大丈夫です エミリビーム!」
ヒューン・・・カッ!チュボォォォンン!ゴォォォ
朝「・・・ちょっと、学校が消し飛んじゃったけど!」
喜「おかしいですねぇ、五十分の一位の力でやったんですけど」
朝「どうするんですか!大問題ですよ!」
喜「大丈夫です。直せますから」
朝「問題、そこじゃない!」
喜「まぁ今日は憂さ晴らしも済んだので帰りましょう」
朝(はっきり言った。憂さ晴らしだって)
喜「また来ましょうね朝倉さん」
朝「二度と来たくない」
古泉(涼宮さんより、ずっと怖い人だ)

・・・・・・

朝「学校、元通りになってる・・・」
アホ「wawawa忘れ物〜
朝「アホも生きてるし」
喜「おはようございます、書記さん」
朝「書記は喜緑さんでしょ?」
喜「ボクは今日から生徒会長です。『何故か』生徒会長が重体で入院しまして」
朝(原因、あなたじゃん!生徒会長はそのままなのね)
喜「そこで優秀な貴方に書記になってもらいます」
朝「まぁいいですけど」
喜「これでこの学校はボクの物です。手の平で転がせます」
朝(恐ろしい人に渡ってしまった)
喜「やっぱり生徒会長は『人間ごときにはムリ』ですから」
朝(人間でも貴方よりは数千倍ましです)
喜「早速、会長権限で『ヒロイン部』を創設します。部長はボク。部員は朝倉さんで」
朝「うん、それ無理☆」




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